1852年創設のピュッタボンは、ダージリン最古にして最大規模の茶園のひとつ。ダージリンの北西、標高450〜1950mに位置しています。
春夏秋と年3回ある旬の中でも、とりわけ春摘みに定評のあるピュッタボン。標高の低いところでは他に先駆けて新芽の収穫が始まり、文字通り、春の訪れをいち早く告げる茶園のひとつとしても知られています。
ルミネ大宮ショップ店長の田口も、その春摘み紅茶の独特な香りに魅せられた一人。「野菜のようにフレッシュな青さの中に、華やかなフローラルの香りと甘みを感じます」と話します。
ピュッタボンは、「私にとって新人時代、春摘みってこんなに美味しいんだと教えてくれた最初のお茶」。だから毎年、ここの春摘みを飲むたびに、懐かしさと身の引き締まる思いで胸がいっぱいになるのだとか。「朝の一杯にこのお茶をいただくと、よい香りが体にしみわたって、『よし、今日も頑張ろう』と清々しいスタートが切れるんです」。