ルピシアだより 2016年1月号
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極上のお茶 〜ゆったりと楽しむ・味わう〜 極上のお茶 〜ゆったりと楽しむ・味わう〜

新年のお茶にふさわしい選り抜きの烏龍茶、紅茶、抹茶。極上の風味をお楽しみください。

台湾高山茶(こうざんちゃ)の最高峰
幻の大禹嶺(ダーユイリン)烏龍
名園キャッスルトンの
ダージリン 季節を飲みくらべ
和の濃厚なエスプレッソ
極上の濃茶(こいちゃ)を体験してみませんか?
極上を楽しむ 大人のお茶専門店
“ルピシア ベルエポック”より。
台湾高山茶(こうざんちゃ)の最高峰
幻の大禹嶺(ダーユイリン)烏龍
■消滅の危機

高品質な烏龍茶を生産する台湾。標高1000mを超える山岳地帯の茶園で作られる高山茶は、ほのかな甘みのある洗練された風味と、花や果実を思わせる香気で知られています。中でも梨山(リーサン)エリアの大禹嶺は、標高約2500〜2600mと世界でも最高レベルの高度と品質を誇る茶産地として知られていました。その中でも最大規模かつ最高品質の105K茶園は、国立公園に位置することから2015年秋を最後に茶樹は伐採され、生産量は激減しています。

今回、ご案内するのは2015年に摘まれた105K茶園の最後のプレミアムティー。大禹嶺ならではの突き抜ける山岳の香気と長い余韻が堪能できる至高の逸品。お茶好き垂涎(すいぜん)の希少なお茶です。

■高温で香りを満喫する

別名「香りのお茶」とも呼ばれる烏龍茶の香気を存分に堪能するためには、沸かしたての熱湯を使い、先に茶器を軽く湯通しして温め、茶葉の風味を高温で引き出すこと。小さめの台湾式の急須を使えば4〜5煎以上、ゆるやかに変化していく風味を楽しめます。茶葉をやや多めに使うのがポイントです。上質な味わいをお楽しみください。

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名園キャッスルトンの
ダージリン 季節を飲みくらべ
■ダージリンの旬とは?

世界最高級の品質を誇る紅茶産地インド・ダージリン。その旬は春、夏、秋の年3回あります。

ファーストフラッシュ=春摘みは、花や若葉を思わせる繊細な香りと爽やかな風味が特徴。現代のダージリンを代表する逸品です。

セカンドフラッシュ=夏摘みは、果実やワインを思わせる深みのある香りと濃厚な余韻が特徴。伝統的な英国式紅茶として知られています。

またオータムナル=秋摘みは、甘い風味の余韻と優しい味わいから、人気が年々高まっています。

同じ茶園・茶樹の茶葉を使っても、季節によって特徴が全く異なる風味の紅茶に仕上がります。季節のダージリンの飲みくらべは紅茶好きにとって密かな楽しみの一つです。

■キャッスルトンとは?

1885年の創立から現在まで、世界で最も有名なダージリンの茶園・キャッスルトン。ムーンライトは、マネージャーのガジメール氏が、特にすばらしい出来栄えと認めた最高級プレミアムティーです。伝統と現代の技術の融合による、至福の紅茶の飲みくらべをお楽しみください。

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和の濃厚なエスプレッソ
極上の濃茶(こいちゃ)を体験してみませんか?
■衝撃の濃茶体験を

口に含んだ瞬間に広がるうまみとコク、重厚なお茶の味わいの後に訪れるそよ風のような緑の残り香と余韻。数あるお茶の中でも濃茶(少なめのお湯で練ったとろみのある抹茶)をいただくことほどインパクトのある体験はないでしょう。

濃茶は元々、茶会の席で回し飲みしていた正式な抹茶の楽しみ方の一つ。コーヒーにたとえてみれば、エスプレッソのようにコクを楽しむ贅沢な味わいです。

ご案内する抹茶は、京都・京田辺(きょうたなべ)産の最上級品。伝統的に濃茶用の抹茶は、最も苦みやえぐみの少ない、甘みの濃厚な極上の茶葉が使われます。ぜひ、特別な日のお茶にティーカップやデミタスカップで濃茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

しっかりとした味わいは伝統的なフランス料理や洋菓子などのデザートとの相性も抜群です。

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極上を楽しむ 大人のお茶専門店
“ルピシア ベルエポック”より。
LUPICIA La Belle Epoque

古き良き時代を意味する「ベルエポック」。ルピシア ベルエポックは、紅茶、日本茶、烏龍茶と、時代を越えて変わらぬ上質な味わいのお茶や茶器をセレクトした大人のお茶専門店です。現在、自由が丘本店2階およびイオンモール幕張新都心店の2店舗でご案内しています。今回は限定茶を含む「ベルエポック」おすすめの銘茶をご案内します。

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