インド・ダージリン地方の茶園ストライキ終了について(2017年9月)

世界的に有名な紅茶産地インド・ダージリン地方で2017年6月前半から約3ヵ月続いていた無期限ストライキについて、9月27日(水)に地元の政治団体が中止を宣言。一部の現地茶園からは茶樹の手入れなど再稼働を告げる知らせが届いています。

ダージリン地方では5月に西ベンガル州政府が発表した、学校でのベンガル語使用の義務化などの問題をめぐって、ネパール系の地元住民が強く反発。市場や会社、学校などほとんどの公共サービスがストライキに入り、お茶の生産・管理や製造が出来なくなりました。

ダージリンは、世界第3位の高峰カンチェンジュンガ(8,586m)の麓(ふもと)に広がるインドを代表する高級紅茶産地。約17,500ヘクタールの山岳地帯に広がる約90の茶園で作られる紅茶の年間生産量はエリア全体で8,500〜10,000トンとインド全体の生産量の1%以下の希少品。

約3ヵ月の間、放置されていた茶園でふたたび紅茶を製造するためには、約1〜1.5ヵ月の整備期間が必要です。通常10月下旬から11月にかけて収穫される秋摘み(オータムナル)以降の紅茶の製造状況については、追って続報をお知らせいたしますが、例年と比較して収量は少なくなることが予想されています。

ルピシアは世界のお茶専門店として1994年の創立当初より、20年以上にわたって現地の生産者と直接取り引きし、また茶園などこまめに訪問することで現地の生産者らとの関係を築いてきました。

今後の情勢や茶園の状況は、ルピシアのウェブサイトやSNSで引き続きお知らせいたします。


2017年9月29日 株式会社ルピシア