ルピシアだより 〜お気に入りのお茶見つけよう!
7月号 June 2009
Number 162
2009年6月26日〜7月23日
※掲載商品は上記期間中にお申し込みください
夏はいかにも涼しきように
夏はいかにも涼しきように―。千利休は、夏のお茶の心得を、この簡潔にして美しい言葉に表しました。暑さのなかに、涼を愉しむ。それは、夏ならではの、ちょっとした贅沢。今月のルピシアだよりは、五感に涼を運んでくれる夏のアイスティー・スタイルをご紹介します。
特集:夏はいかにも涼しきように
グラスを揺らすたび、からんと澄んだ音を立てる氷のかけら。しっとり濡れたグラスを頬にあてれば、肌はひんやり。あふれる冷気が運ぶ香りを楽しみながら、渇いた喉をうるおせば、さっきまでの暑さも忘れ、体に涼がしみていく─。きらきら輝くアイスティーは、五感のすべてで愉しむ夏の涼。
いかにも涼しき日本の夏
夏はいかにも涼しきように―。千利休は、夏のお茶の心得を、このように表現しました。これは、シンプルなようで、深い奥行きをもった言葉です。「涼しさ」とは何か。私たちは、いったい、どんな時に「涼しさ」を感じるのか―。「いかにも涼しきように」夏のお茶を愉しむには、この問いについて、少し考えてみる必要がありそうです。
世の中にまだ、クーラーも扇風機もなかった昔。蒸し暑い夏を涼しく過ごすため、日本人は、様々な工夫を凝らしてきました。風鈴。団扇。風通しのよい簾や浴衣。ガラス鉢に泳ぐ金魚。そして夕方の打ち水―。これら夏の風物詩には、ある共通のポイントがあります。まずは、暑い空気がよどむことがないよう、軽い動きをあたえて、ふっと爽やかな風が吹き抜けるようにしていること。そして、肌だけでなく、目や耳でも涼しさを感じられること。
夏ならではの心地よさ
きゅっと冷やしたアイスティーは、五感のすべてに涼しさを運び、爽やかな風が吹いたような清涼感をあたえてくれる、「いかにも涼しき」飲み物。それは、空調では味わうことのできない、夏ならではの愉しみです。
暑さの最中、人工の涼しさに倦んだら、少しの間エアコンを切って、かわりに一杯のアイスティーを。グラスにたっぷりの氷を落として、お気に入りのお茶を注げば、暑さのなかで、ゆったりと涼やかさを楽しんでいる自分を見つけるはずです。
アイスティーをもっと涼しく
この夏は、いつものアイスティーにちょっとひと工夫。もっと涼しく、もっと爽やかなティータイムを楽しむためのアイスティー・スタイルをご紹介します。
しゅわっとはじける炭酸が海の泡のよう ソーダ割りアイスティー
はじける炭酸の泡に、いっそうの清涼感を味わえるソーダ割りアイスティー。特にフルーツのフレーバードティーによく合います。つくり方は簡単。いつもの1.5倍の濃さにつくったお茶に、炭酸水を注ぎ混ぜるだけ。お茶と炭酸水の割合は1:2に。お好みでシロップを加えたり、ミントを浮かべても。
高原から吹く風のように爽やかな風味 アイスレモンティー
リフレッシュ効果が高いレモンは、アイスティーとの相性も抜群。果汁を少し垂らすだけで、風味がシャキッと引き締まり、暑さに疲れた体をクールダウンしてくれます。レモンのフレーバードティーなら、そのままでも爽快な飲み口が味わえます。
とける氷をじっくり待つ贅沢 氷出しアイスティー
とけた氷の雫でつくる贅沢な氷出しアイスティー。氷がとけるのを待つ間、ティーポットから流れる冷気が、お部屋を霧の深山のように清浄な空間へと変えてくれます。しっとり甘く透明な飲み口はまさに絶品(つくり方はこちらで説明しています)。
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