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産地で探す
各産地ともに、一年を通じて安定した味わいが魅力のお茶をラインナップ。 常にフレッシュな状態でお届けしています。
中国のお茶
すべてのお茶文化の原点は中国にあります。唐代(7〜10世紀)に陸羽が執筆した『茶経』の冒頭に「茶は南方の嘉木なり」とあるように、南部・雲南省一帯が原産地と考えられています。山菜のような食用から始まり、固形茶、抹茶などを経て、現在の煎茶に発展しました。
●お茶のルーツ中国
長江流域の緑茶産地 中国のお茶生産量の約3分の2は、長江(揚子江)流域に集中しています。特に安徽(あんき)・浙江(せっこう)・江蘇(こうそ)省にまたがる江南地方は緑茶の一大産地。また湖北(こほく)・湖南(こなん)省、四(しせん)川省なども数々の銘緑茶を作り続けています。
南沿岸部の烏龍茶産地 中国大陸の主な烏龍茶の産地は、福建・広東両省。烏龍茶発祥の地とされる広東省は、北部の鳳凰山を中心に歴史的銘茶を産します。一方の福建省は、名山・武夷山や、名産地・安渓県を抱える、現在の烏龍茶生産の中心地。さらに高品質なジャスミン茶や緑茶、紅茶、白茶、燻製茶などでも知られる、まさに中国随一のお茶どころです。
西南部山岳地帯の名産地 ベトナム、ラオス国境のお茶の故郷・雲南省と広西壮族自治区は、独自の文化を持ち、プーアル茶に代表される黒茶や、緑茶、固形茶などを作り続けてきました。
●中国のお茶産地
中国茶の種類
緑茶 Green Tea
- 中国で一番飲まれているお茶は緑茶。銘茶と呼ばれる名品だけでも1千種類以上あり、新銘柄や品種も続々と開発されています。中国緑茶は、摘んだ茶葉を、主に釜で炒って殺青(さっせい・酸化発酵をとめること)したもの。蒸して殺青する一般的な日本の緑茶と比較して、透明感のある水色(すいしょく)と、香り高さ、またお湯の中にひたしたまま何煎も飲める力強さが特徴。特に春の一番茶となる4月上旬の清明節前に摘まれたものが、旬の風味として貴ばれています。

烏龍茶(青茶) Oolong Tea
- 竹籠にお茶の新芽を摘み入れた農夫が、何時間も険しい山道を歩いている間に、籠の中の葉が揺さぶられ、自然に酸化発酵。その茶葉でお茶を作ると素晴らしい香りがしたという伝説が残る烏龍茶。天日干しなどによる萎凋、竹籠で茶葉を揺さぶる特殊な発酵作業、殺青、揉捻、乾燥など、複雑な製造工程には、熟練した茶師の経験が求められます。中国大陸の伝統的な主要産地は3カ所。烏龍茶発祥の地と言われる広東省北部・鳳凰山周辺と、隣接する福建省南部の安渓や廈門(ア モイ)、泉州を中心としたエリア、そして岩茶で知られる福建省北部の武夷山周辺です



- 大紅袍
- ●岩茶について 宋代から皇帝への献上茶の産地として知られる世界遺産・武夷山。巨大な岩の中を渓流が流れる景勝地で育ったお茶は岩茶と呼ばれ、飲めば胸の中から香りがわき上がる、体を温める烏龍茶として知られています。
白茶・黄茶 White Tea & Yellow Tea
- 白茶の主要産地は福建省。摘み取った茶葉を自然乾燥させ、弱火の熱風乾燥で仕上げます。黄茶は摘み取った茶葉を加熱して揉んだ後、乾燥させずに発酵させる「悶黄(もんおう)」というプロセスを経て作られた、独特の風味が特徴。安徽省、湖南省、四川省などで作られます。

花茶 Flower Flavored Tea
- 白茶の主要産地は福建省。摘み取った茶葉を自然乾燥させ、弱火の熱風乾燥で仕上げます。黄茶は摘み取った茶葉を加熱して揉んだ後、乾燥させずに発酵させる「悶黄(もんおう)」というプロセスを経て作られた、独特の風味が特徴。安徽省、湖南省、四川省などで作られます。
工芸茶 Fancy Tea
- 中国緑茶の新芽を一つひとつ小さな形に束ねた工芸茶。グラスの中に入れて熱湯を注げば、爽やかなお茶の香りとともに、茶葉がゆっくり開いていきます。茉莉などの花の香りを移したものや、小さな千日紅や菊の花が中から出てくるものが人気です。工芸茶は長い歴史を持つ固形茶を発展・改良したもの。1982年頃に安徽省西部の六安市霍山で原形が考案され、その後、安徽省黄山や福建省の各地などで実際に製造されるようになりました。縁起の良い動植物や、吉祥文様などをかたどった新作の開発が現在も続いています。

紅茶 Black Tea
- 紅茶はもともと、福建省産の烏龍茶の一種が原形と言われています。17〜18世紀にヨーロッパへの輸出向け商品として発達・発展し、現在の姿になりました。19世紀に生産が始まった安徽省の祁門紅茶は、世界三大銘茶の一つに数えられています。福建省では、ラプサンスーチョンの名で知られる燻製茶・正山小種など、個性的な紅茶を生産。広東省でも1960年代から英徳紅茶が作られています。

黒茶 Puer Tea
- 揉んで発酵させた茶葉を、時には1mもの高さに積み上げて、長期間熟成発酵させたお茶。雲南省普(プーアル)が代表的な産地です。独特のスモーキーな香りがあり、香港などで人気の高いお茶です。右図:チベット、モンゴルなどに運送するために、円盤状につき固めたプーアル茶の一種、餅茶。

中国茶の水色(すいしょく)の違い・目でも味わえる中国茶
摘んだお茶の葉を揉んで放置しておくと、自然に酸化発酵します。この時間を調整することで、さまざまな水色のお茶が作られます。風味だけでなく、緑、白、黄、青、紅、黒と、目でも違いをお楽しみください。
- 緑茶(無発酵茶)
- 白茶(弱発酵茶)
- 黄茶(弱後発酵茶)
- 青茶(半発酵茶)
- 紅茶(完全発酵茶)
- 黒茶(後発酵茶)
- ・緑茶(無発酵茶)無色に近いものから、明るく透明感のある黄色まで。
- ・白茶(弱発酵茶)茶葉の白い産毛が輝く無色に近いものから、淡いオレンジ色まで。
- ・黄茶(弱後発酵茶)明るい黄色やベッコウ飴のようなつややかな黄金色。
- ・青茶(半発酵茶)発酵や焙煎の度合いにより、若草色、黄色、茶色、紅色に変化。
- ・紅茶(完全発酵茶)明るいオレンジ色から深い紅色まで。
- ・黒茶(後発酵茶)濃厚な黄金色、深みのある漆黒、紅褐色と様々。





























