コーヒーブック

COFFEE BOOK VOL.01

いつものコーヒーをもっとおいしく

いつものコーヒーをもっとおいしく

お気に入りのコーヒーがあるだけで、一日の始まりやくつろぎの時間が少し豊かになります。このコラムでは、コーヒーのある暮らしをもっと楽しむための小さなお話をお届けします。第1回は、毎日の一杯をおいしく味わうためのコツをご紹介します。

基本のペーパードリップのいれ方。
最初の20〜30秒が、おいしさの分かれ道。

ペーパーフィルターで淹れる際に意識したいのが、最初の「蒸らし」です。コーヒーの粉全体が湿る程度に少量のお湯を注ぎ、20〜30秒ほど待ちましょう。粉の中のガスが抜け、お湯がなじみやすくなることで、香りや味わいをしっかり引き出せます。お湯は一度に注がず、中心から小さな円を描くように数回に分けて注ぐのがおすすめです。
アイスコーヒーは、お湯の量を少なめで濃く抽出し、氷で急冷するのがポイント。いれ方はホットコーヒーと同様です。香りを閉じ込めながら、すっきりとした味わいに仕上がります。

・ホットコーヒーの場合 粉の目安/1杯:10g、お湯の量/1杯: 140〜160ml(92〜95℃)
・アイスコーヒーの場合 粉の目安/1杯:12g、お湯の量/1杯: 80〜100ml(92〜95℃)

基本のペーパードリップ。

夏におすすめのまろやかな味わい。
一晩待つだけの水出しコーヒー。

水出しコーヒーは、身近なアイテムで手軽に作ることができます。コーヒーの粉を入れたお茶パックと水をハンディークーラーに入れたら、お茶パックをしっかり沈め、粉に水になじませるのがポイント。そのまま常温で30分〜1時間ほど置いてから冷蔵庫へ。冷蔵庫で一晩じっくり抽出した水出しコーヒーは、苦みや渋みが穏やか。まろやかですっきりした味わいが特徴です。暑い日の一杯にもぴったり。

・粉の目安/30g、水の量/360〜420ml、抽出時間/8時間
※抽出後は、コーヒーパックを取り出してください。
※24時間以内にお召し上がりください。

ルビシア オリジナル・ハンディークーラーで作るコールドブリュー(水出し)

ドリップバッグにも個性あり。
形に合わせておいしく淹れる。

ドリップバッグも、最初の蒸らしが大切です。少量のお湯を粉全体に注ぎ、20〜30秒ほど待つひと手間で、粉がふくらみやすくなり、味わいや香りを引き出しやすくなります。ドリップバッグにさまざまな形があるのをご存知ですか? ルピシアのドリップバッグは底が山型になっているため、コーヒーの粉が左右に集まる構造。中央にお湯を注ぐよりも、粉が集まった部分をめがけて注ぐことで、コーヒー本来の風味をより楽しめます。

ドリップバッグにも個性あり。
ルピシア オリジナル「TEAPO」を使って

ペーパーとはひと味違う、豆の個性を味わう一杯。

細かな目のステンレスのストレーナー(茶こし)を備えたルピシア オリジナル「TEAPO」TATEなら、コーヒーも手軽に楽しめます。ポットやカップの底に細かな粉が沈殿したり、少し濁ったように見えたりすることがありますが、それは微粉やコーヒーオイルによるもの。ペーパーフィルターでは取り除かれる成分で、コーヒーのコクや香りを生み出す「おいしさの塊」でもあります。ザラザラとした口当たりが気になる場合は、最後のひと口を残しても大丈夫。豆の個性をよりダイレクトに味わえるのが魅力です。

ルビシアオリジナルTEAPOならもっと簡単、もっとスマート)

今回ご紹介したのは、どれも今日から試せる小さな工夫ばかり。蒸らしの時間を意識するひと手間、水出しならではのまろやかな味わい、ドリップバッグの意外な注ぎ方、精度高いTEAPOで楽しむ豆の個性。同じ豆でも、いれ方や道具によって違う表情を見せてくれるのがコーヒーの魅力です。ぜひ気軽に試しながら、お気に入りの一杯を見つけてみてください。