一煎ごとに笑顔広がる【台湾】
美しい茶壺(ちゃふう)や茶杯が並ぶテーブルを囲み、リラックスして談笑する人たち。
台湾の人たちにとって、お茶をいれて飲む時間を共有することは「人と人をつなぐ」かけがえのないものです。お茶は、家族や友人、仕事相手など様々な相手とのコミュニケーションにかかせません。なかでも、上質な味わいが特徴的な標高1000m以上の高地で作られる高山茶は、特別なおもてなしの場面で多く用いられるといいます。
おいしさが凝縮し、何煎も楽しめる台湾茶。伝統茶器で、一煎目、二煎目、三煎目と煎によって変わる個性を感じてもらいます。煎を重ねるごとに、おいしさだけではなく、会話や笑顔も広がります。