特集:食前茶 アペリティーでおもてなし!

友人たちを招いてディナータイム。そのはじまりに、食前酒を用意してテーブルに彩りを添えてみませんか?

友人たちを招いてゆったり過ごすディナータイム。そのはじまりには、アペリティフ=食前酒のように、食前茶・アペリティーを用意して、テーブルに彩りをそえてみませんか?


欧米には、食事のコースがはじまる前に、お酒を供するアペリティフ=食前酒の習慣があります。


でも、車を運転して帰る人やアルコールが苦手な方には、これは少し困りもの。一方、お茶なら、どなたにも安心してお勧めできますし、ショットグラスやシャンパンフルートなどでお出しすれば、雰囲気もバッチリ。上戸の方には、もちろんお酒を用意したり、ブレンドしても良いですね。


では、アペリティフ=食前酒ならぬ、アペリティー=食前茶に向いているのはどんなお茶?
まず挙げられるのは、上質な紅茶・烏龍茶。香り豊かな風味が味覚を高め、その後の料理がよりおいしく感じられます。

食前酒の文化も大きなヒントに。食前酒には、食欲を刺激する酸味のあるものやハーブ系のお酒が好まれますが、お茶の場合も同様。ローズヒップなどの入った酸味あるハーブブレンド、生姜などもぴったり。体にここちよい刺激をあたえ、食事にふさわしい状態へと導いてくれます。ハーブ系の食前茶には、リキュールや炭酸もよく合うので、お客様の好みに応じてアレンジできるのも魅力です。


テーブルにいっそう華やかさをそえたい時には、グラスの中で花のように開く工芸茶もおすすめ。食卓にテーブルフラワーのように並べてみましょう。


食事の前のアペリティーは、ゲストに楽しく豪華なひと時を提供するお茶。ぜひおもてなしに採りいれて、ディナーへ続く素敵な時間をお楽しみください。

食前茶 アペリティーにおすすめのお茶
食前茶のアレンジレシピ
「お茶とお酒」のお話