日本に帰るとお茶室に行く
後藤選手が小堀宗翔さんの主催するアスリート茶会を体験したのは、友人に誘われて行ったのがきっかけ。最初は全然乗り気でなかったという後藤選手ですが、「出された和菓子がすごくおいしかったのと、自分の点てたお茶が一番おいしいと褒めてもらって(笑)」。それ以来、茶道に興味を持つようになったといいます。
スイス、イタリア、ブラジル、ドイツ、イスラエル……と海外チームを渡り歩き、武者修行を続けてきた後藤選手。海外から日本に帰国するたび、必ずお茶室に行きたくなるのだそう。
「外国人は体も大きくて強いし、筋肉もムキムキでかっこいい。日本人には日本人の良さがあるのですが、海外に行くとつい彼らに憧れて真似をしたり、外国に染まりそうになってしまう。だから、そういう考えを捨てるトレーニングじゃないけれど、日本に帰った時はあえて日本の文化に触れて落ち着きたくなりますね」


赤色好きの後藤選手。「セ パフェ!」の赤い水色と茶葉の華やかさに嬉しそう。
お湯を注ぐ前の茶葉の香りもしっかりチェック。
初めて見るテイスティングカップの使い方にも興味津々。
3種のダージリンの違いをテイスティング。
緑茶のような春摘み紅茶の味わいに驚く後藤選手。
抽出後の茶葉もつまんで食べてみる後藤選手。茶葉の味もやはり秋摘みが好みとのこと。
テイスティングカップの残り香もチェック。ここからも季節ごとの違いを感じ取ります。