若々しく爽やかな香りが魅力の春摘み茶。

待ちに待った新茶の季節が、台湾にもやってきました。春と冬に旬を迎える台湾烏龍茶。「香りは春茶、旨みは冬茶」といわれるように、春摘みの特徴はなんといっても香りの良さです。寒い季節に蓄えていた香りの成分が新芽に凝縮し、若々しく爽やかな香り立ちを楽しめます。

簡単にいれられて、何煎も楽しめる。

台湾烏龍茶は、いれ方が簡単。というのも、渋みが出にくいお茶なので、浸出時間を厳密に計らなくても大丈夫なのです。また、何煎もいれられるのも大きな魅力。丸まっていた茶葉が煎を重ねるごとにゆっくり開いていき、違った味や香りに変化していきます。何度もお湯を注ぎながら、ゆったりとお茶の時間を過ごせます。

何煎か楽しんだ後の茶葉を水出しにして、ハーブなどを加えても。

これからの季節は水出しアイスティーも。

春摘みならではの香り立ちの良さをじっくり味わうならホットがおすすめ。そして、これからの季節は、すっきり爽やかなアイスティーも絶品です。水出しの作り方はとっても簡単。容器に茶葉10gと水1リットルを入れ、フタをして冷蔵庫で一晩（8〜10時間）置き、時間になったら茶葉を取り出します。この季節ならではのお茶を、この季節ならではの楽しみ方でどうぞ。