藤木伝四郎商店 帯筒 茶筒 かえで ふじきでんしろうしょうてん おびづつ ちゃづつ かえで

1851年（江戸時代嘉永四年）の創業以来、七代にわたって高品質な樺細工を作り続けている、藤木伝四郎商店は、表情豊かな素材、伝統に裏付けられた確かな技術力、そして「伝統は革新である」を理念に、暮らしに新しい潤いをもたらす真正なものづくりを続けています。
天然の桜皮が帯のように表情をのぞかせる藤木伝四郎商店オリジナルの茶筒です。通常の茶筒本体の外筒を短くすることで内筒の桜皮が現れ、外筒の木の色を引き締める役割を果たしています。樺細工としては斬新な意匠でありながら、素材や技法の特性を発揮した、樺細工ならではの一品です。内筒はすべて桜皮が貼られており、外蓋を開けると外筒との対比を楽しめます。また、内蓋は通常より深さがあり、つまみが省かれているため、茶葉を急須に入れる際に内蓋を茶箕の代わりに使うことができるようになっています。
大切な方への贈りものにもおすすめです。

※お手入れについて
ウレタン塗装仕上げのため、水拭き、または軽く水洗いができます（水分をはじきますが、水やお湯の浸け置き洗い、および食器洗浄機ではご使用いただけません）。
樺細工の素材である桜皮は手沢によって光沢を増し、山桜独特のつやを保ちます。ご自身でメンテナンスを行いながら使い続けることで、つやを保つことができます。