ルピシアの日本茶がフランスのコンクールで最高賞を受賞しました

Japanese Tea Selection Paris
2017年から美食の都、パリで開催されている唯一の日本茶コンクール。フランス料理界トップシェフやフランス茶業界バイヤー、お茶の試飲分析家など様々な専門家8名を審査員に迎え、厳正な審査を実施。2022年度は全230の応募の中から6商品が最優秀賞を受賞しました。

2023年1月、フランス、パリで行われた日本茶コンクール「ジャパニーズ・ティー・セレクション・パリ」において、ルピシアが出品した「五ヶ瀬(ごかせ)釜炒り新茶 特上2022」が玉緑茶部門で最優秀賞を受賞しました。

このお茶を手掛けたのは、宮崎県五ヶ瀬の茶葉生産者、興梠(こうろぎ)洋一さん。日本茶の中でも希少な「釜炒り茶」の名匠として知られ、過去には農林水産大臣賞を16回受賞。ルピシアの北海道ニセコの試験農園の運営会社社長も務め、日本茶のオリジナル商品も数多く手掛けています。昨年は、「五ヶ瀬八朔の花紅茶」を新作として販売。2021年度の同コンクールに同じ製法で出品したお茶も最優秀賞を受賞しています。

今回、出品した「特上2022」は、有機JAS認証を取得した五ヶ瀬村の茶畑で無農薬栽培した数種類の茶葉をブレンド。葉をしおれさせて香りを引き出す「萎凋(いちょう)」と呼ばれる技法を用い、高温の釜で茶葉を炒る「釜炒り」で、風味を閉じ込めました。熟練の技を駆使した「特上2022」は、日本茶の香りを深く追求し続けてきた興梠さんならではの、花のような香りと爽やかな味わいに仕上がりました。この製品は、国内の店舗とフランスパリ店で販売され、既に完売。2023年の新茶シーズンにも再び、同じ製法で仕上げた「五ヶ瀬釜炒り新茶」を販売予定です。どうぞ、ご期待ください。

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「今後、ますます日本茶の魅力の発信にも力を注いでいきたい」と、意欲的に語る興梠さん

株式会社ルピシア